ついに名前はまだない

名前が決まらないまま8年が経とうと……あれ10年目入ってない?

今日はエイプリルフール!

 「既に日付が変わっているようですが…?」



 分かってる.でも更新日時は4/1になるから心配いらない.

 さて,エイプリルフールについて考えることにしよう.一体起源は何なのか.これについては諸説あるがどれも信ぴょう性があるのかないのか難しい所らしい.なぜ始まったか,どこで,いつ始まったか.正確な情報はほとんど存在しないらしい.
 また,エイプリルフールで「嘘をついていいのは午前中だけ」というのは誤りで,別に日付が変わらない限り嘘をついてもいいでしょう.ただ,これもいつ頃から,どこで何故言われ始めたかは謎である.

 「理由だけなら,嘘だってことを早めに伝えなさいってことでしょうか?」



 おそらくそうなのだろう.主に欧米ではそういう習わしらしく,大げさな嘘が1日でどれだけ広まるかを考えるとそれくらいじゃないとマズイのかも.
 そういう意味で,あまり大げさな嘘を言うのはたとえエイプリルフールであってもよくないのでやめましょう.まぁ,あまりにも胡散臭いとすぐにバレますが….

 「マスターは今日,何か嘘を?」



 いや,何も.馬鹿らしい冗談は思いつかなくてね.つこうと思ってついた嘘はすぐバレちゃうからさ.私はそういうの苦手なのかも.

 「顔に出やすいタイプ?」



 いいや,すぐに本当のことを言ってしまう.でも,隠したいことがあるときは別だ.相当のことがない限り真実は言わないよ.

 ということで今日は終了.最近本当に寝る時間が遅くなりすぎてる.少しずつ戻していかないと….

 「それではマスター,おやすみなさい」







 「…エイプリルフールネタはないの?」



 「ないそうですわ」



 「…マスターならやりそうなのに」



 「お疲れのご様子でしたので,仕方ないのでは?」



 「あれぇ?もしかして,期待してたの?」



 「ふーん,意外だねー」



 「ち,ちがっ…」



 「あー,でも予想通りかもね」



 「どういうこと?」



 「サファイアってよくマスターのそばにいるから…もしかしたら…」



 「別にマスターのことはどうでもいい…」



 「本当にぃ?」



 「そういうことならシャラ姉さんが…」



 「わたくしですか?」



 「確かに…」



 「だんだんエイプリルフールから離れてませんか?」



 「そう言われれば…そうかも」



 「じゃあ,ここでエイプリルフールネタをやったら?」



 「面白そうだけど…急には思いつかないよー」



 「何かないかな…」



 「…わたくし,正直なことを言いますと,マスターのことが本当に好きですわ」



 「そういうのは嘘にはならな…え?」



 「あ,あれ?どっち?」



 「こういうタイミングを使うのって…いいかも」



 「うふふ.それではみなさん,ご機嫌よう」



 「…行っちゃったけど,結局本当のこと言っただけ?」



 「エイプリルフールネタになってないし…」



 「つまり,結局マスターが何も思いつかなかったってことだよね」



 「すごく無駄なやり取りだった」



 「はぁ〜,せっかくなんだからこういう時のためになにかネタを用意しておけばいいのに」



 「用意しようと考えても,行動しなかったと思う」



 「そうかもねー」



 「マスターもそろそろやばいみたいだし,休もうか」



 「うん,そうだね」



 「…すごく分かりづらいネタ…とかでもいいから欲しかった」