ついに名前はまだない

名前が決まらないまま8年が経とうと……あれ10年目入ってない?

ここ最近は創作活動してない?

 「最近,マスターはサボりすぎだと思います」



 「確かに…言えてるかも」



 「そうかなあ,わたしは普通だとおもうけどー」



 「いいえ,サボってます」



 「具体的に言うとね,まず写真撮るとか言ってるけど,全然だったり.小物を紙で作るって言ったっきり,印刷すらしないし」



 「おまけに歓迎会の件はともかくとして,バンドの話が完全に流れてしまってる気がします」



 「そっかあ…じゃあじゃあ,マスターとお話ししてやってもらうの?」



 「ただ『これやってください』じゃあ,あの人は動かないと思うから…」



 「サボタージュですね!」



 「じゃあ,みんなに今からマスターを無視するように言ってくるね」



 「待って,無視だとあからさま過ぎると思う」



 「じゃあ,どうするの?」



 「これから素っ気なくするというのはどうでしょう?」



 ((元々素っ気ないよ,私))



 「やっぱり直接お願いするのが一番だよー」



 「…お願いしたところで,無駄だと思う.素っ気ない対応も意味ないと思う.ソースは私」



 「確かに…どちらも無駄だった気がします」



 「思った以上に手強い…マスター」



 「なんかいい方法ないのー?!」



 「試してない方法が1つだけ…」



 「どんな方法ですかあ?」



 「…効果は期待できるけど,失敗すると痛い子扱いされるかもしれない」



 「一応聞かせてください」



 「……色仕掛け」



 「ばね仕掛け?」



 ((…私じゃ無理っぽい))



 「お色気担当というと…シャラさん?」



 「あれは色ボケでしょ…」



 「ねぇマスター,たまには私達の写真…撮ってよ…お願い」



 「!?」



 「みたいにおねだりする感じは?」



 「いいかもしれません.マスターは以前に『アイネスのテレ顔破壊力パネェっす!!マジパネェ!!』というようなことを言っていたので…」


 「そこまでは言ってないよ…オール」



 (アイネスばっかり!!私は一度もほめられたことなんかないし!!)



 「それじゃあ,みんなで機械仕掛けしましょー!」



 (…確かに私達,機械仕掛け)



 「何を話してるんだ?」



 「みんなでマスターを罠にはめようと相談してました!」



 「なんだと?!」



 「甘い罠にはめるってことですか…誤解を招くような言い方はやめてください.えっと,説明すると…」





 「そ,そうか.色仕掛けか…」



 「くろつーちゃんも一緒にどうですかー?」



 「人数は多いほうがいいかも」



 「うんうん,マスターはストラーフ全般が好きだから心強いね」



 「ま,待ってくれ.同行すると言ったわけでは…」



 「マスターの嗜好を考えると,くろつーさんが来てくれると非常に助かります」



 (…これは酷い流れ)



 「それじゃあ,行きますよー!」



 「ま,待て,私は…!」




「というか,『くろつー』ってなんだーッ!」






 「というわけで,神姫は一団となってマスターにおねだりしに行きます.次回,神姫達のおねだり.乞うご期待!ですわ」



 「このブログも,私が離れてる間に変わったな…」



 「でも結局やらないところは変わってないと思うじゃん」



 「あー,確かにね」