ついに名前はまだない

名前が決まらないまま8年が経とうと……あれ10年目入ってない?

ロボットがすごい進化を遂げたら…?

 今日,仲間内の雑談で「ロボットが進化を続けたらどうなる?」という話が出た.ここへ至る途中,というか,最初はらくらくスマホなるものの話をしており,お年寄り向けのスマートフォンとは何だろうか.という話だったのだ.
 とりあえず,そのあたりを書くと,まずタッチパネルであるらしい.スマホだから.で,画面には常に4つくらいのホットライン?タッチするだけで電話がつながるシステムになっている.で,何より重要なのが「お薬の時間」を教えてくれる機能.いや,正直,お年寄り=お薬というのも短絡的で失礼な話ではあるが,スケジュール管理機能が進化して「次に何の予定があるか」を自動で教えてくれるというのは心強いと思う.まぁ,音声でお知らせされるとプライバシーも何もあったもんじゃないが….

 そこで,スケジュール管理をすべて機械任せにして〜の流れと,お薬の時間の流れから私は思わず「バトマスにそんなのいたなぁ」と思い,ロボットが管理するようになったらどうかという話しに発展,そこから人の仕事をすべてロボットがやったらどうなるかをシュミレートした.というか,ディスカッションした.

 まず,何か買いたいと思う.そうなるとお店に向かうわけだが,向かう途中の移動手段はもちろん自動.ロボットが運転する車でお店に到着.入り口にいる案内ロボットに目的の物の位置を聞き…というか,買い物カゴロボットに命令して買ってもらう.以上,目的の物を買ったので帰宅.しかし,ここで「通販でいいじゃん」という話になる.なるほど,送ってくるのもロボットなら問題ない訳だ.これで外に出る必要は無くなった.
 次に家の中.家の中は掃除洗濯を始めとする家事をすべてロボットが行う.人間が何かをする必要は一切ない.寝てていい.食事の用意はロボットが行い,栄養などが管理された料理,または好きな料理を用意してくれる.食べるだけ.その料理に必要な食材はロボットが自動で手配する.
 さらに,食料.これもすべてロボットが生産する.お米も野菜も肉もすべてロボットが人の代わりに育てる.人間が何かをする必要はない.
 それどころか,家具や日用雑貨などもすべてロボットが作る.車も電子機器もすべてロボットが作る.人がする仕事はないんじゃないかというくらいロボットがやる.というか,仕事なんてない.
 では,ロボットの故障はどうするのか.ロボットが修理する.10機ほどのロボットを関連付けるようにしてそれぞれをそれぞれが修理するようにする.一機が壊れたら他の9機がそれを修理する形だ.
 つまり,仕事と呼ばれるものはすべてロボットが行う.一度ロボットが稼働すれば半永久的に作業を続ける.ここで全ての仕事が半永久的にロボットによって行われたら,お金はいるのかという疑問が生じる.仕事に見合った対価を与える必要がなくなる.材料の入手から製造まですべてロボット.何もかもをロボットが行うとすれば果たしてどこに価値が生まれるのか.人が何かをする必要もなく,衣食住に不安はなく,いつも寝てても問題ない.そんな世界でお金というものに価値があるのか….おそらくないだろう.
 スポーツや芸術はもちろん人間がしてもいいが,ロボットだってやる.ロボットリーグとヒューマンリーグみたいな感じか.そうそう,テレビ放送などもすべてロボットが行う.必要なら戦争だってロボットが行う.まぁ,こんな世界で戦争なんてそうそう起きないだろうが.

 さて,ここまできてある疑問が生じる.「じゃあ何のために人がいるのか」ということである.なるほど,人が何もする必要がないなら生きている意味すら見失いかねない.一応ネットワークはあるから人は外出せずにそれでリアルタイムのテレビ通話やら本当の意味での3D映像で対話したりできる.そして,ほとんどの人が外に出なくなったとする.おそらく,そうなると人口は一気に減ることになるだろう.いや,このあたりはどうかわからないけども….
 マズローの欲求5段階説ってのを考えると…承認の欲求という辺りで満たされない気がするなぁ….ああ,人との会話があれば…うーん,どうだろうか….

 まぁ,ともかく,なんでもロボットがやってくれる世界なんて夢のようだけど,実際にそうなったら生きていける自信がなくなる気がする.日々に何かを見出すことができなくなって,幸せの価値すらも見失って,頭がおかしくなるかもしれない.便利になるということと幸せになるということは必ずしもイコールでは結ばれないのかもしれない.極端な例ではあるが….

 「極端すぎるんじゃないかな」



 結局のところ,思考じゃなくて記録だった気がする.まぁ,そんな世界来ないとは思うけど,神姫みたいなのが現実になる世界は早く来て欲しいかな.

 「はぁ…やれやれ…」



 でも,何でもロボットがやる世界なら,人はすることないなんて書いたけど,ネットの海に流れ込むかもね.統合思念体的な何かで生き続けるというかなんというか….

 「マスター,疲れてるんじゃないか?そろそろ休んだらどうだ?」



 なんかそんな気がしてきた.凸砂すると疲れるな….何か書きたいけどもう浮かばないので終了.

 「…相変わらず適当な終わり方だね」