考えていたのだけど,いざ書くとなると….
とりあえず,メモとして書いておこう.
先日祖父が亡くなった.戦争を経験した人で,衛生兵として戦場で戦ったらしい.銃を撃って…ってわけではないと思うが,実際はよくわからない.あまりそういうことは話さない人だったしね.
とても元気な人で,1年ほど前には普通に畑仕事をしていたような気がする.それが,片手で数えられるくらいの月日で亡くなってしまった.正直,驚きのほうが大きくて,悲しみとかはほとんど感じられない.不思議なくらいにね.
ただ,すごく健康だったのはちょっと思うところがある.私は理系の人間だし,技術者だけども,霊魂の存在については否定的ではない.もっとも,科学というのは自然に対する挑戦であるから,自然を知らなければ当然勝ち目がないわけだが….そのなかでも霊魂についてはなかなか難しいところがある.「進んだ科学は魔法と区別がつかない」なんて言われるように,正直な話,その境目はほとんどないんじゃないかな.と,思うわけ.
で,まぁ,90を超えていたけど,ずっと元気でいたのは先に戦場で亡くなってしまった戦友たちが,衛生兵として自分たちの傷を癒してくれた祖父に,力を与えてくれていたのではないか….なんて思ってしまったわけ.もちろん,それだけじゃないと思う.けれども,それもあるんじゃないかと思う.
思うのは勝手だし,いいよね,別に.
それにしても…きっと今頃戦友たちと多くの旧友たちと出会っているだろうか.
という感じで今日はおしまい.こんなことを書いていいものだろうか.と思うところもあったけど,私のことがどうこうっていうのはこの記事からは分からないし,ブログからもきっとわからないでしょう.だから,簡単に書くくらいならきっといいよね.
たぶん,1年後か2年後か,もっと後か先か.見なおした時に思い出して感慨深い気持ちになるんだろうなぁ….日記って実はすごいのかもなぁ….これを手で書いていたら,頭にも良さそうだ.漢字思い出そうとしたりとかね.
明日も早いからもう休もうかな,私も.