ついに名前はまだない

名前が決まらないまま8年が経とうと……あれ10年目入ってない?

人は何のために生きているのか Part2

 人は何のために生きているのか とGoogle検索してひどい目にあった.

 前回,人は何のために生きているのかという問に答えるために生きているというように書いた.
 でも最近ちょっと考えが変わった.

 「人は何のために生きているか」という問はその前に「人は何のために生まれてきたのか」という問が存在するはず.
 「人は何のために生まれてきたのか」という問に対して私は「全体に奉仕するため」と答えたい.
 この「全体」は宇宙全体を意味していて,決して人だけではない.奉仕とはサービス,貢献,献身そういうものに変えて考えることもできる.つまり,人が生まれてきた理由は全体に貢献・奉仕するためであると思う.
 なぜか.生まれてくる前に,つまり母親の胎内にいるときから全体から奉仕されている.母親が摂取する食物は全体からの贈り物である.そもそも,その母親も生まれる前には奉仕されていて,父親も同様である.そう考えていくと,最初の人にたどり着くが,最初の人も全体からの奉仕を受けて生まれたのではないだろうか.もちろん,人だけでなく植物や動物は「全体」に奉仕していることになる.
 植物や動物の発生の前に星の発生,宇宙の発生があるだろう.これも何らかの奉仕を受けて発生した.そう考えていくと,「人は何のために生きているのか」という問にも素直に答えることができる.

 重要なのは「何のために生きているのか」ではなく,「何のために生きるのか」ではないだろうか.「全体」に対して今まで奉仕を受けた分,奉仕を返すべきであろう.
 たとえそれがほんの小さな奉仕であっても,奉仕にはかわりない.身近なことから初めてみるのがいいだろう.


 とか,考えてみた.宗教っぽい.でも,生まれてきたのは今まで受け取った贈り物に何かプラスして次に贈る.というバトンパスとでも言うのだろうか,そうでなければ,ただただ消費するだけで,いずれ贈り物は無くなってしまうだろう.そう考えたら,少しでも今の世の中のためになることができたらいいな〜なんて.